



1950年、日本で最初の学生油絵コンクール展としてスタートした「学展」。これまでたくさんの学生が応募し、参加してきた。そんな主役の学生たちを陰で支える指導者に贈られる「最優秀指導者賞」が、学展には存在する。66回目を迎えた今回、12回もの最優秀指導者賞を授賞した人物がいた。絵画教室「アトリエ一番坂」を開き、たくさんの生徒たちを学展の入賞へと導いている舘岡豊照・悦子さんご夫妻だ。2人は川崎市岡上を拠点に30年以上教室を開いてきた。授賞式後、最優秀指導者賞常連の舘岡さんご夫婦に、今に至るまでの話をお尋ねした。
舘岡豊照・悦子
TOYOTERU ・ ETSUKO / TATEOKA
川崎市、横浜市、町田市を中心に活動する絵画教室「アトリエ一番坂」を開校し、
現在も多数生徒に教えている。学展での最優秀指導者賞を12度受賞している。